住民訴訟「京都・主基田抜穂(すきでんぬきほ)の儀違憲住民訴訟」を提訴しました。 |
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2019 年の天皇代替わり儀式の期間、京都府では大嘗祭にかかわる「主基田」関連の宗教儀式が行われ、府知事らが参列、私たちの税金・公費が支出されました。 日本国憲法第20 条には「国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない」と規定。第89 条には公金の支出を禁止する政教分離原則が規定されています。 私たち12名の京都府住民は、2019年9月から11月にかけて行われた大嘗祭に関わる諸儀式(具体的には「監査請求の概要」参照)に京都府知事らが参列出張したことは、憲法の政教分離規定に反する違法なものであるから、それに要した支出の是正を求める請求を、2020年8月21日に京都府監査委員会に提出し、この儀式への公金の支出を確認、監査委員会で違法な支出だと問いかけました。しかし、、9月8日に行われた請求人意見陳述を経て、10月5日付で出された監査結果は、「請求人の主張には理由がないものと認め、これを棄却する。」とするものでした。 京都府は「伝統行事」や「社会儀礼」との弁を弄して非を認めません。 私たちは、このような違憲・違法な支出に対し、住民として11月4日に京都地裁に「京都・主基田抜穂の儀違憲住民訴訟」を提訴しました。 訴訟の原告は京都府民12 名、弁護団は大阪弁護士会から6 名、京都弁護士会から4 名です。 この訴訟の意義に是非ともご賛同いただき、サポーターとしてこの裁判を支援ください。どうかよろしくお願いいたします。 監査結果は京都府広報第150号(令和2年10月16日)に記載されています。京都府ホームページをごらん下さい。 京都府公報 第150号(令和2年10月16日) |